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Cute Movies

【記者会見報告】ボーン・アルティメイタム

監督:ポール・グリーングラス

記者会見でのマット・ディモン。
近くで見るとますますかっこいい!

撮影:こうだ真紀
記者会見より

撮影:こうだ真紀
数あるアクション映画の中でも『ボーン・アルティメイタム』がオススメな3つの理由
~主演マット・デイモン記者会見でのコメントもまじえつつ~

【ストーリー】
CIAの暗殺スペシャリストであるジェイソン・ボーン。苛酷な任務を完ぺきに遂行しながらも、失われた記憶に苦しめられる日々が続いていた。いったい自分は何者なのか?自らの過去と向き合い決着をつけるべく、ボーンは新たな戦いに挑む。

◇その1:ボーンが世界じゅうを飛び回る!◇

来日記者会見での主演マット・デイモンいわく「世界を旅する気分になれる映画」。そう、ボーン・シリーズ(第1弾『ボーン・アイデンティティ』、第2弾『ボーン・スプレマシー』)では、ヒーローが世界じゅうを動く、動く、動く。それも最先端の戦闘機や発明マシンなんか使わずに、ひたすら足で、電車で、自家用車で。それだけに地域色豊かな街並みも味わえます。次はどこの街へ行くのだろう?そんなことを考えるのも楽しみの一つ。

■記者会見より

Q.撮影場所が世界各地で、大変ではなかったですか?
A.「この映画はじっさいにその土地でロケをするんです。他の場所でごまかしたりしないでね。だから、僕たち撮影クルーも世界じゅうを旅できるこのボーン・シリーズを楽しみにしているよ。映画を見ている人にも、旅気分を味わってもらえたらいいなと思っています」

◇その2:ヒーローに女っ気がない!◇

アクション映画、ヒーローものと言えば、ぐうぜん居合わせるミステリアスな美女とのちょっとした恋の駆け引きがお約束。もちろん、ボーンにだって愛する女性はいるんです(残念)。だけど、あくまで自分の信念、達成されるべき目標に真っすぐ。だから、カッコイイ。

◇その3:無駄がない、迷いがない、失敗がない◇
直感レベルの判断力、コンマ0.5秒の決断力、そして大胆な行動力。あらかじめお膳立てされたアクションではなく、状況に合わせて繰り出されるアイデアの数々が圧巻。クールで頭の切れまくるボーンの仕事は見ていてスカッとします。


■記者会見より
Q.『ボーン・アルティメイタム』の撮影はいかがでしたか?

A.「実は、撮影期間中は娘がまだ3ヶ月で、一晩じゅう泣いていることが多かったんだ。眠ることができずにそのまま現場に行ったら、監督に『マット、ひどい顔だなあ』と言われて。『娘が夜泣きで一睡もしてないんだ……』と白状したら、『いや、これこそジェイソン・ボーン役にぴったりだよ!』と言われたよ(笑)」

「じっさい、過去のボーン・シリーズでは、緊迫した雰囲気を出すためにわざと夜寝ないで役作りをしたこともあったから、今回は娘のおかげで助かったよ、本当に」

Q.役者マット・デイモンとして、このジェイソン・ボーン役はどうですか?

A.「ボーンはセリフの少ない役です。だから俳優としては、逆にやりがいがありますよね。もし監督が数年後に、またボーン・シリーズをやろうよ!と声をかけてくれたら、是非やりたいくらい」

「だから、この『ボーン・アルティメイタム』がシリーズ最終作かどうかは言いたくないんだ。次への可能性はずっと持ち続けていたいからね」

☆マット・デイモン来日記者会見こぼれ話☆マット・デイモンは、びっくりするほどナイスガイ!

日本公開を前に来日した主演マット・デイモンの記者会見。まいぷれ記者も意気込んで参加してきました。
報道陣が詰めかける中、ひょっこり会場に現れたのは絵に描いたような好青年。ジーンズにネイビーブルーの半袖シャツ(注:季節は秋です)と、何ともカジュアルないでたち。スター然とした威圧感はゼロ。誰に対しても笑顔笑顔。カメラマン達が「Thank you」と声をかけると、「You are welcome.」と1人1人に穏やかにお礼の言葉を返すマット・デイモン。ハリウッドスターでありながら、こんなにイイ人だなんて驚きです!

自ら主演・脚本を手がけた『グッド・ウィル・ハンティング』でアカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞。あざやかにトップスターの仲間入りをしたのはすでに10年前のこと。正義感あふれる誠実な若手弁護士がはまり役の『レインメーカー』や、おっちょこちょいキャラを楽しんで演じている『オーシャンズ』シリーズなど、堅実なイメージを壊さぬまま多彩な活躍をしてきたマット・デイモン。これからの出演作にも期待したいですね!


text by...  こうだ真紀

2007/12/04

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