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マルセ物産 「干し芋」

この時期にしか味わえない、絶品干し芋

【季節限定商品】
マルセ物産の「干し芋」!
左奥が干し芋(玉豊)、左手前は丸干し芋(紅はるか)、右は干し芋(紅はるか)
左奥が干し芋(玉豊)、左手前は丸干し芋(紅はるか)、右は干し芋(紅はるか)

鹿嶋の気候が生んだ自然の恵み

素朴な甘味と豊富な栄養価で根強い人気のある干し芋。実は全国に出回っている干し芋のほとんどは、ここ茨城県で作られているんです。もちろん鹿嶋市でも干し芋づくりが盛ん。長めの日照時間に乾燥した空気、サツマイモの栽培に適した豊かな土壌のおかげで、毎年美味しいサツマイモがすくすくと育ちます。
数あるサツマイモの中でも、今回ピックアップするのは「玉豊」と「紅はるか」の2品種。玉豊は干し芋専用の品種で、今では生産量が少なく貴重なお芋です。一方の紅はるかは比較的新しい品種で、高い糖度と芋本来の豊かな風味が特徴で透き通った黄金色が黄金の光を放ちます。
そんな甘さとホクホクさを兼ね備えたサツマイモから作られた干し芋セットを、今回はボリュームたっぷりでお届けします。中身は薄く平べったい形をしたスタンダードな干し芋(玉豊・紅はるか2種類)と、スライスせずに丸っこい形のまま干した「丸干し芋」(紅はるか)です。

干し芋の食べ方―すこし炙ると美味しさアップ!

しっとりやわらかく甘いので、袋から出してそのまま食べても十分美味しいですが、ちょっとひと手間加えて香ばしさを楽しむのもおすすめ。網焼きやオーブントースターで少し焦げ目が付く程度に焼けば、甘味が増すだけでなく、外側のパリっとした口当たりと、中のもっちり感がたまりません。冷凍して、半解凍で冷たいスイーツとして味わうのも隠れたおいしい召し上がり方です。
黄金の光に輝く紅はるか
黄金の光に輝く紅はるか
今はなかなか手に入らない、昔ながらのやさしい甘みの玉豊
今はなかなか手に入らない、昔ながらのやさしい甘みの玉豊
蜜たっぷり、しっとりやわらか~い丸干し芋
蜜たっぷり、しっとりやわらか~い丸干し芋

干し芋づくりは土づくりから

干し芋を作っている会社……かと思いきや、社長のこだわりぶりはハンパではないので、原料のサツマイモの苗作りから加工・販売までをすべて自社で行っているのです。おいしいサツマイモには良い土作りが不可欠。品種によって最適な土の環境が異なるなど、サツマイモは意外と繊細な植物なのです。数年前から土壌を本格的に改良していった結果、サツマイモの風味や甘味がよりしっかりと出るようになったとか。少しのバランスでサツマイモの出来を左右する土づくりは大変な面もありますが、すべて手作業で作りますので手間がかかっている分、甘くてしっとりした干し芋になるのです。自然の恵みに感謝しながら和の心で安全性とおいしさをとことん追求し、からだにやさしい干し芋を作っています。
古くから干し芋の原料として作られている「玉豊」。現在では生産量も少なく大変貴重な芋です。
古くから干し芋の原料として作られている「玉豊」。現在では生産量も少なく大変貴重な芋です。
収穫仕立ての紅はるか。鮮やかな紅色をしています。
収穫仕立ての紅はるか。鮮やかな紅色をしています。

干し芋はどうやって作られているの?

サツマイモについた土を機械でキレイに洗い落とします。
サツマイモについた土を機械でキレイに洗い落とします。
じっくりと蒸し、サツマイモの甘味を引き出します。
じっくりと蒸し、サツマイモの甘味を引き出します。
太陽の恵みを受け、天日干しをしたサツマイモはしっとりと甘い干し芋になります。
太陽の恵みを受け、天日干しをしたサツマイモはしっとりと甘い干し芋になります。

サツマイモ本来のおいしさをお届けしたいから!

元々サツマイモ農家だったというこちらの会社。サツマイモを作り続ける中で、サツマイモ本来のおいしさをを届けたいという想いを抱くようになったとか。そのためには、栽培するだけでなく、自分の手で加工・販売すれば、体に良い食材をみんなに食べてもらえる。とりわけ小さいお子さんからお年寄りまで、誰もが美味しく食べられる物にしよう、とのことで「干し芋」づくりが始まりました。
美味しく仕上げるには、たっぷりの日光、ほどよい寒さ、カラッとした空気が不可欠。経験と勘で毎日の天候とにらめっこし、一番おいしくなるタイミングを見極めてサツマイモの日光浴は始まります。昼は太陽を浴び、夜は寒空に当たることを数日間繰り返すことで、ようやく甘味の詰まった干し芋のできあがりです。
丹精込めて作った干し芋と一緒に
丹精込めて作った干し芋と一緒に

干すだけが干し芋じゃない!

その名前から干せば完成!と思われがちな干し芋。ところが実際は、干すまでの工程にも時間と手間がかかっているのでした。
畑から収穫したサツマイモは、いきなり干すのではなく、約2ヶ月もの間倉庫でじっくり熟成させます。寝かせている間にサツマイモの中のデンプンが糖分へと変わっていき、砂糖を使わなくとも十分な甘味が引き出せるのだとか。熟成が終わったら、糖度を計って甘味が増したことを確認し、ようやく加工へと入ります。
工場では干す前にサツマイモを蒸すところから始まります。ここで時間をかけてじっくりと蒸すことで、形が崩れにくくなるそう。蒸し上がったサツマイモの皮を剥くときも、黄金色の輝きを保てるようできるだけ皮を厚めに剥くのがコツ。一つ一つの工程の中に、美味しい干し芋を届けたいという気配りが光ります。
そんな想いに共感し、リピーターのお客様で、お店はいつもにぎわっています。「来年も楽しみにしているよ」という言葉が、何よりの励みなんです。
ついつい食べる手が止まりません
ついつい食べる手が止まりません
【保存方法】
手作りの干し芋は甘味料や保存料等の添加物を一切使用していませんので、届きましたら冷蔵庫に入れ、お早めにお召し上がりください。また日持ちさせたい時は、冷凍庫へ入れてください。直射日光のあたる所や暖房器具のある部屋に置くと室内の寒暖の差で干し芋表面が結露し、その成分が青カビの原因になりますので、保管場所には十分ご注意願います。
※干し芋の表面に出てくる白い粉は、甘みのもとになるサツマイモのでんぷんが糖化したものなので、安心してお召し上がりください。

※画像はイメージです。
※画像はイメージです。