なめがた今昔物語
~現在の麻生公民館の前での一枚~
今回取り上げるのは、昭和2年度麻生尋常小学校卒業写真です。
今回の写真は麻生地区玄通の箕輪雅之さんからお借りいたしました。
箕輪雅之さんの曽祖父である箕輪嘉平次さんの妹、永作(旧姓箕輪)うらさんの卒業写真であるということです。(※写真2列目左から7番目)
うらさんの幼少期のことはよく伝わってはいませんが、声が大きく明るい性格であったそうです。
24歳で東京の洋品店を営む永作家へ嫁いだうらさんは、裁縫が上手だったと伝えられています。
家族思いのうらさんでしたが、太平洋戦争中の昭和18年3月25日、29歳の若さで亡くなりました。
現在は永作家の菩提寺である常安寺に眠っているそうです。
筆者は良く古い卒業写真を見ることがあるのですが、当たり前にある卒業写真に見えても、その後の一人一人にはしっかりと人生の歩みがあります。
記念写真は一瞬ですが、その後の人生は人それぞれ。
人生の交差点で一緒の写真に写ることが出来たというのは嬉しいことですよね。
これからも、うらさんの映ったこの卒業写真を大切に受け継いでいってもらいたいものです。
・箕輪雅之「昭和弐年度麻生尋常高等小学校卒業写真」(行方市麻生郷土文化研究会『麻生の文化25号』 2021)
このなめがた今昔物語が掲載された後、うらさんの長男一家が東京から写真を見に来たそうです。
現在の家族を連れて先祖の写真を見る。
こうやって時代は受け継がれていくのだなと感じました。
このコーナーをやっていてよかったなぁ…
これからもこのような交流が続いてくれることを願っています。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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