ふるさと納税で日本を元気に!~鉾田市~
佐之衛門自慢の焼き芋!じっくり熟成させたサツマイモをゆっくりじんわりと焼きました。しっとりとした口どけと濃厚な甘さがたまらない。クセになる美味しさ!
佐之衛門で人気の「シルクスィート」。じっくり熟成させ食べごろを見極めて焼き上げるので、口の中で芋蜜がジュワ~、とろける美味しさです!
広々とした畑で育つ米川農園左之衛門のサツマイモ!
代々受け継がれてきた畑には、サツマイモの他にもキュウリ、ニンジン、小松菜など季節ごとの野菜も生産しています。海沿いにあるサツマイモ畑は広大で、遠くには海岸線も見え清々しい景色が広がっています。思わず、腕を伸ばし大きく深呼吸をしてみたくなるほどです。
サツマイモが育つ6月~7月頃になると、沿岸沿いの畑は鹿島灘から流れる「潮霧」と呼ばれる霧に畑一面が包み込まれます。この潮霧はサツマイモに適度な塩分を与え皮まで甘い格別なサツマイモへと成長する理由の一つです。
平坦で広々とした畑は水はけもよく、太陽の光がまんべんなくふりそそぐため光合成が高まり糖やデンプンの量が増え、より甘く美味しいサツマイモへと育ちます。
ぷっくりとしたサツマイモ! この一本に甘さがギュ~~ッと凝縮されています。
しっとり、ふんわりとろ~ん。写真だけでも想像できる「焼き芋」は、幸せ気分になる魔法がかかってる?
・佐之衛門と焼き芋のパッケージにも書かれていますがこれはどなたかのお名前ですか?
>「佐之衛門」は屋号なんです。
この辺りは「米川」姓が多いので、今でも屋号で呼び合うんですよ。嫁いできた頃は、なかなか屋号が覚えられませんでしたが、すでに○○年!しっかりと覚えました。(笑)
・「焼き芋担当」と伺いましたが、昔から焼き芋を販売していたのですか?
>いえ、私が嫁いで来た時にはサツマイモの生産はしていましたが、焼き芋は作っていませんでした。
今でも直売所などへもサツマイモを出荷していますが、お客様から「美味しかったよ」とか「佐之衛門さんのサツマイモ目当てに直売所に来たけど、もうないの?」とか、嬉しいお言葉をいただくことが多くなってきました。そんな時に知り合いから「せっかく美味しいサツマイモなんだから、焼き芋にすれば、保存もできるしいつでも佐之衛門のサツマイモを楽しむことが出来るよね」と、お話を聞いたことがきっかけで、「それならやってみようか!」と、家族とも相談し平成27年から焼き芋づくりを始めました。
でも、「焼き芋を焼く!」って簡単なようだけど、品種・収穫時期・大きさ・熟成期間…等々によって微調整が必要なんです。セラミック製の焼き芋機を使用し、遠赤外線により芋全体をじっくりと焼き上げていきますが、個体差があるのでじっくりじっくり、見極めながら焼いています。
今でも、こうしたらもっと美味しくなるんじゃないかとか、色々と勉強する毎日なんですよ。
にっこりと、話をして下さったのは米川農園佐之衛門の米川 睦美(よねかわ むつみ)さんです。
・米川農園佐之衛門公式HP
・米川農園佐之衛門Facebook
「食べてみて!」と焼きたてをいただきました。
「わっ!美味しい!」口の中でとろけちゃう♪
甘くてしっとり焼き芋は、ホッコリとした気分にしてくれる魔法の食べ物です☆
【シルクスイート】
■シルクスイート
濃厚な甘みと、シルクのような極上のなめらかさが魅力。スイーツを思わせる焼き芋になります。
※旬の時期:12月頃~
【ハロウィンスイート】
■ハロウィンスイート
芳醇な香りと高い糖度、オレンジ色の果肉が特徴。βカロテンは従来品種の100倍!女性におすすめです。
※旬の時期:10月頃~
【あいこまち(愛小町)】
■あいこまち
芋の形や色が良く、美人なサツマイモ。しっかり甘く、柔らかな食感の焼き芋になります。
※旬の時期:12月頃~
【紅はるか】
■紅はるか
糖度が非常に高く、サツマイモらしいホクホク感としっとり感を合わせ持つ焼き芋になります。
※旬の時期:12月頃~
【すずほっくり】
■すずほっくり
サツマイモ好きにはたまらない「これぞ焼き芋!」といったホクホク食感。くせのない優しい甘さの品種です。
※旬の時期:12月頃~
【ふくむらさき】
■ふくむらさき
これまでの紫芋にはない、しっかりとした甘さとねっとりもちもち食感が特徴。鮮やかな紫色の果肉も魅力的な品種です。
※旬の時期:12月頃~
ハロウィンスイート・あいこまち・シルクスイート・ふくむらさき・すずほっくり・紅はるかの6品種を生産しています。それぞれの品種ごとに「香り・甘味・食感」等々個性があります。
例えば、寒さに比較的弱い苗・ツルの成長が遅い苗等々あるので、それぞれの品種に合わせ栽培の管理をしています。
サツマイモは、種から苗を作ることはせず親芋から出た芽(ツル)を、ある程度の長さまで成長させそのツルを切り苗として畑に定植します。元気な親芋から伸びるツルは親芋から十分な栄養を吸収するので元気な苗に育ちますが、何世代も苗として生産をすると中には病気にかかってしまうことがあります。
そこで、品質の向上を目指し「いつ食べても美味しいサツマイモ」を収穫するために、米川農園佐之衛門では、ウィルスフリー苗を使用し、大きさや形・食味・糖度など質の良いサツマイモを収穫しています。
元気に育つ親苗たち。
子苗の芽(ツル)を畑に植える苗として切る作業をします。
子苗を畑に定植するのは4月頃からです。苗は船底植えというやり方をします。船底植えとは、苗をマルチの中にすっぽりかぶるように苗を斜めに挿し植えするやり方で、寒さや北風、遅霜から苗を守ってくれます。
気温が上昇してくる時期。畑にはサツマイモの成長を妨げる原因となる雑草が生えてくるので、収穫までの間は雑草を取り除く作業になります。
収穫前の8月~9月(品種によって試し掘りの時期が違います。)今年のサツマイモの出来具合を土の中からひと株掘り起こす。育ち具合を見るのは楽しみな瞬間!
収穫前の8月~9月(品種によって試し掘りの時期が違います。)収穫前の試し堀りは、ドキドキワクワクの瞬間!
霜が降る前に収穫をします。
収穫したてのサツマイモは甘みが少ないため、適温適湿の状態で貯蔵します。十分に甘さを引き出してから焼き芋に使用しています。
倉庫内に貯蔵することで、でんぷん質が糖に変わり、甘~いサツマイモになります。
・解凍方法
食べる前日や数時間前に、冷凍庫から焼き芋を取り出して冷蔵庫に移します。
自然解凍したサツマイモを、アルミホイルに包みなおしてトースターで温めます。
焼きたてを再現したいなら、解凍した後にトースターで軽く焼いてみてください。湿気が飛んで焦げ目も少しつけば、しっとり焼き芋が再現できます。
・いつもの焼き芋にプラス
☆バター…アツアツの焼き芋にバターをのせてとろりととろけたところで召し上がれ。
☆チーズ…サツマイモにチーズをのせて、トースターでこんがり焼きたてを香ばしさとチーズの塩気が絶妙。
☆メープルシロップ…しっとりパンケーキのような美味しさ
☆アイスクリーム…アツアツ焼き芋に冷たいアイスクリームが絶妙な美味しさ。
☆ココナッツ…大学いもの様にココナッツオイルと絡めて表面を焼いて香ばしさがあとひきです。
☆黒みつ…黒みつやきな粉は相性のいい取り合わせです。冷たい焼き芋がおすすめです。
※写真はイメージです。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。