ふるさと納税で日本を元気に!~鉾田市~
食感は大福なのにすごいメロン感!!産地だからこそ作れるメロン尽くしの逸品
収穫したてのメロンを香りもろとも閉じ込めた銘菓。果肉がゴロンと入っているのは珍しい
口元に運んだ瞬間に鼻をくすぐるかぐわしい香り、一口食べるとメロンの風味が鼻に抜けほのかな甘みが広がって、もう一口食べるとメロンの果肉がこんにちは!まるで掌に載る小さなメロンのような、メロン尽くしの大福です。メロン色をしたすべすべの皮とあんにはメロン果汁、果肉は生産量日本一を誇る茨城メロンの代表産地、鉾田で育ったメロンが使われ、新鮮なメロンが手に入る地元でしか作れない逸品。少し厚めの皮にやや硬めに炊いたあん、果肉のシャクシャクとした食感のバランスが絶妙で、本物のメロンほど甘みがまったり残る感じはなく、一味違うお菓子としてお楽しみいただけます。遠方からクーラーボックスを持参して買い求めに来るリピーターもいらっしゃるというこの大福、お届けは冷凍便なのでいつでも好きなときにお召し上がりいただけるのもいいですね。全解凍ももちろん美味ですが、果肉の食感を楽しむなら半解凍がおすすめ、食べごろです!
もっちりした皮、やさしい甘さのあん、メロン果肉の異なる食感のハーモニーが楽しみ!
生のフルーツを使うとき、もっともネックとなるのは水分です。水分が多すぎるとべちょべちょしてしまい、それだけ傷むのも早くなります。おなじみのイチゴ大福も生ですが、イチゴは真っ赤な果皮に覆われているため、果肉の水分が外に染み出てくることはありません。ですが生のメロンを包むとなると当然ながら皮をむいた状態なわけで、果肉はほぼ水分。甘さ、味、硬さ、水分、どんなメロンが合うか探すのにかなり苦労したそうです。
模索の末にたどりついたのは、「熟れ過ぎていない新鮮なメロン」の、ジューシーすぎない「中心よりも少し外側の果肉」を「切りたて」で使うこと。糖度管理がしっかりなされた鉾田のメロンは、甘さがしっかりしていて味にハズレがないのが自慢。使うメロンは、時期によりアンデスなどの青肉系、クインシーなどの赤肉系などいろいろあり、お店からわずか10分足らずの畑で元気に育った正真正銘のフレッシュな採れたてメロンが使われることも。5月下旬から6月のごく短い期間に限定生産されている赤肉系のこのメロン、レノンメロンといいますが、しっかりとした果肉で甘みもしつこくなく水分も出にくく、甘いあんこと合わせたときのまとまり具合がちょうどよいのだとか。栽培するのはたまたま店主の同級生というのもご縁を感じますね。
メロン大福に最適なのは中心より少し外側の果肉。これをダイス状にカットして使います
大福の皮を練り一つひとつに切り分け、あんを作り、あんと果肉を包んで仕上げる、基本的にこれらすべては手作業で行われます。もっとも苦心するのは包む作業。皮にあんを入れて、さらに果肉をあんで包むのはある程度の経験を要する熟練の技。少しでも余分な力が加わると果肉から水分で出てきてしまうので、一つひとつやさしく、しかも時間をかけ過ぎず細心の注意を払わねばなりません。包むのは手の繊細な感覚が頼りだけに機械による大量生産は難しく、人の手でできる限界の数は店頭販売も含め1シーズン約2000個とか。一つひとつに込められた手間を惜しまない真心が、「菓子処とびた」の和菓子をより一層味わい深いものにしているに違いありません。
メロン果汁を練り込んだ皮を手で均等な大きさに切り分けていきます
白あんにメロン果汁を加えたあんを皮の上に載せ広げます
カットしたメロンをあんに載せ手早く丁寧に手包みしたら完成。
できあがりはまるでメロンの赤ちゃんのよう
創業から100年を超える老舗「菓子処とびた」4代目を務めるのが飛田光胤(てるつぐ)さんです。もとはサラリーマン、家業を継ぐことは特に考えていませんでしたが、3代目である父が体調を崩し、菓子作りを続けるのが困難になるかもしれない状況に直面。「3代続いたものを自分の代で終わらせるのか」。さまざま葛藤もありましたが悩んだ末に覚悟を決め、菓子作りを一から学び4代目となりました。「毎日の仕事をこなすことで精いっぱいというときもありますが、お客様の声を直接うかがえることが喜びとやりがいにつながっています。昔ながらの手作りと自然な材料にこだわり、できる限り頑張って続けたい」と光胤さん。3代目が「地元ならではの和菓子を作ろう」と発案した「メロン大福」は、苦心の末に父子でともに創り上げた鉾田の銘菓へと成長しました。初夏から夏にかけての限定品、ぜひご堪能あれ!
菓子処らしい和の風情が漂う店内。通年並ぶ昔ながらの「柏餅」は店一番の人気商品
【注】
【申込期間限定】
※3月頃申し込み開始予定
配送方法…クール便(冷凍)でお届けします。
保存方法…冷蔵
賞味期限…発送から3日間